2018年
3月
25日
日
明日3月26日は早稲田大学の卒業式です。
我が井内研究室からも学部生3名が卒業を迎えます。
いろいろなことがありましたが、卒業する3名全員が進路を決め、卒業論文を書き上げて無事に卒業式を迎えてくれることが本当にうれしいです。
卒業研究での大量のサンプルの分析作業と並行して、体育会系の部活や就職活動、大学院入試などがある中で、本当によくがんばってやってくれたと思います。
精神的にも体力的にもしんどい時期は少なからずあったと思いますが、この1年間やってきた自身の研究を1本の論文にまとめ、その成果を大勢の前で発表するという体験は、大学院に進学するメンバーだけでなく、今後このような研究とは縁のない社会人になるメンバーにとっても、大きな糧となる貴重な経験になったと思います。
寺田君、志賀さん、川上さん、本当にこの一年間お疲れ様でした。
また、2年後くらいにお会いできればうれしいです。
2017年
10月
24日
火
先月末の9月28,29日に、e-school生を含む学部3年生3名を中心としたメンバーが群馬県西部に位置する榛名湖に、湖底堆積物の柱状試料採取を目的とした調査に行ってきました。
榛名湖は、群馬県西部の榛名山山頂付近に位置する湖で、榛名山のカルデラ内に水が溜まることによって形成された湖です。
今回は、この調査の様子について簡単に紹介したいと思います。
2日間の調査日程のうち、1日目は波が高く作業は中止となってしまいましたが、2日目は天候も良く波も弱かったため、良いコンディションの中で予定通り調査を行うことができました。
2017年
2月
26日
日
今回は、今月の3日(金)におこなわれた卒論発表会について簡単に報告したいと思います。
この卒論発表会は、人間科学部の環境系の研究室が毎年合同でおこなっています。
井内研究室からは桐原恭平君と李英綵さんの2人が発表をおこないました。
2人の順番は、午後の部の一番初めでした。
緊張していたと思いますが、この日のために繰り返しおこなってきた発表練習の成果はでていました。
練習では想定していなかった質問なども出ましたが、なんとかがんばって答えていました。
発表当日までの2ヶ月間は、卒業研究を卒論としてまとめる作業や卒論発表会のための発表準備などでいろいろと大変でしたが、2人とも無事に発表を終えることができました。
桐原君、李さん、本当にお疲れ様でした。
2016年
6月
16日
木
また長らく間隔が空いてしまいましたが、久しぶりに更新したいと思います。
今回は、先週末の6月11日(土)に実施した猪苗代巡検について報告します。
福島県の中央部に位置する猪苗代湖は本研究室でも調査対象水域となっており、湖底で採取されたボーリングコア試料の分析が行われていますが、今回野外調査を行ったのは猪苗代湖ではなく、その北東部を流れる酸川流域です。
酸川(左写真手前)は、猪苗代湖の北東部を流れ、下流で長瀬川と合流して猪苗代湖に流れ込みます。
上流で安達太良山(左写真奥)から流れてくる硫黄川という非常に酸性の強い川と合流しているため、川の水は強い酸性を示します。
この流域では安達太良山起源のラハール堆積物(火山泥流)の露頭が多く見られ、過去に繰り返し大規模なラハールが発生してこの流域に流れ込んだことが福島大学をはじめとした過去の研究からわかっています。
2016年
1月
06日
水
新年明けましておめでとうございます。
長らく更新が停止していた活動ログの更新を再開します。今後は定期的に更新するよう努力するのでよろしくお願い致します。
さて、さっそくですが、昨年12月の5~7日にかけて二泊三日の日程で行われた卒論生のゼミ合宿について報告したいと思います。
今回のゼミ合宿では、ナウマンゾウの発掘で有名な野尻湖へ行きました。
野尻湖は、湖底の堆積物を研究対象とする本研究室でもこれまで調査・研究されてきた湖ですが、今回の目的は調査ではなく、卒論提出を間近に控える4年生の卒業論文の執筆です。
1日目:卒業研究中間報告会
2014年
5月
25日
日
茨城県にある霞ヶ浦は日本で2番目に大きい湖です。
霞ヶ浦の近年の形成過程や、人間活動による環境改変の歴史を知るために、柱状採泥調査をおこないました。
3年生の実習です。
うれしいことに絶好の調査日和になりました。
採泥調査を無事に終えることができました。
これほどまでに順調に問題がおきなく、調査ができたことは稀でした。
(3年生のみなさんは、日ごろのおこないがとてもいいのでしょう。)
また、霞ヶ浦環境科学センターに行き、霞ヶ浦の歴史や現状について学んできました。霞ヶ浦も例外ではなく、沿岸低地にある湖沼は、人間活動による影響を受けていて、今後の湖の在り方というか、どういう湖にしていけばよいのか考えさせられました。
夜は、(反省会になると思っていましたが)祝勝会をしました。
縁あって同じゼミに所属になった3年生のみんなが、もっと仲良くなって、これから助け合いながら調査研究していってほしいなあと思いました。
がんばれ!!
2014年
5月
19日
月
3年生は、週末の霞ヶ浦調査に向けて、着々と準備を進めています。
今日は、ゼミの時間を利用して、採泥器の使い方を学びました。
霞ヶ浦では、押し込み型採泥器を使って柱状試料を採る予定です。
この採泥器は、ロッド(棒)を繋いでいったり、取り外したりする作業が必要です。ロッドを繋ぐためには上下方向に十分なスペースが必要だったので、大学の階段を利用して、ロッドを使った事前トレーニング作業をしてみました。
他の学生さんの冷ややかな目にも耐えながら(?)、習得しています。
果たして週末の調査はうまくいくのか!?
2014年
5月
18日
日
5月17-18日に琵琶湖北湖、愛知川河口付近にて採泥調査をおこないました。
17日は、晴天でしたが、風が強く、朝から波も高い状態。いいコンディションではありませんでしたが、琵琶湖博物館の方々の協力を受けて、なんとか無事に調査をすることができました。
一転18日は、ベタなぎ(まったく波がない状態)で、快適に調査をすることができました。
調査に参加した3年生のO君、T君とも、船上調査も初めての中、ましてや揺れる中(、リバースしながら。。。)本当によく頑張っていました。
彼らの卒業研究になる基礎調査でしたので、いいスタートがきれたと思います。
2014年
5月
05日
月
4月28日から5月2日にかけてパシフィコ横浜で行われた日本地球惑星科学連合2014年大会に、当研究室から井内教授、山田助手、大学院生の松久君、eスクール4年生の奥村さんが発表を行いました。また、ゼミ生やOB・OGも参加しての打ち上げも、横浜のきれいな夜景をバックにしたおしゃれな店で行いました。
この学会は、地球科学系の学会では日本最大規模です。のべ7000人の方が参加される催しです。みなさんがすごいと思っている研究の成果を国内外の研究者やマスコミに発表するものです。
初めての発表であった松久くん、奥村さんとも立派に発表して質問者に応対していました。
この後は、お楽しみの打ち上げをしました。ビールが大変おいしかったです。
また来年もこういう日がもてるよう、毎日こつこつと努力していきましょう!
2014年
4月
21日
月
3年生のゼミの時間の一部を使って、琵琶湖で採取したボーリングコアの処理を行っています。
ここでいう処理というのは、筒状の堆積物を1cm間隔でスライスして、それぞれ袋詰めするという作業です。
湖底の地層をはじめてみる人も多いです。
どう感じるのでしょうか?
井内研の研究は、すべてこの処理作業から始まります。
がんばってやっていきましょう。
2014年
4月
19日
土
研究打合せのために、研究室OBのイケメンの方々がお見えになりました。
喜岡さんは、現在東京大学大気海洋研究所のD3です。
根上さんは、早稲田大学大学院修士を昨年3月に修了され、現在は、つくばの方の研究所に総合職として勤めています。
久々の再会は、やはりうれしいものです。
これからのご活躍を期待しています。
2014年
4月
14日
月
井内ゼミの新歓をおこないました!
新しくメンバーを迎え入れての初めての飲み会です
今年は「元気があるなあ」という印象
このパワーを最後まで続けていきましょう
これからお互い助け合いながら、研究を楽しんでいきましょう!!
2014年
4月
07日
月
井内研では今日からゼミがはじまりました!
院ゼミでは、さっそくコア処理が始まりました。
研究室メンバー紹介は追って順次していく予定ですが、新しいスタートをコア処理とともにきれたことはいいことかもしれません。
がんばってください。
新4年生も、卒業論文のために授業や就活の合間をみて処理を始めているようです。
こちらもぜひとも頑張っていただきたいものです。
2014年
4月
03日
木
2013年度の修了生・卒業生も無事に旅立たれていきました。
これからの社会生活を謳歌して、たまには井内研に遊びにきてください。
さて。。
別れもあれば出会いもあります。
今月から2014年度がスタートしました。
井内研もメンバーが入れ替わります。
本日は、井内先生、eスクールの方、教育コーチと裏(?)教育コーチの方々で四者面談が行われました。いい研究ができるといいですね!!
2014年
2月
06日
木
2月4日の修士論文発表会に続いて、2月5-6日に、人間環境科学科の環境系ゼミ合同の卒論発表会が行われました。
井内ゼミからは4人の卒論生が無事に発表を終えることができました。
先生方が求めるレベル。
それは「内容」だけではなく、「発表の仕方」。
発表を聞いているだけで、その人が、自分の卒業論文に対してどのくらい理解しているのか、またどのくらい意欲的に取り組んだのかが感じ取れます。
とくに、研究を楽しんだかどうかは、すぐにわかるとベテランのM先生はおっしゃっていました。
さて、そういう観点にたったとき、
我がゼミ生は、どうだったでしょうか?
写真がすべてを物語っています。。
それでも、私はこう思います。
良くやり遂げました!!
「心からおめでとう。お疲れさん」と声をかけたいです。
2014年
2月
04日
火
2013年度の修士論文発表会が開催されました。
当ゼミからは2人の方が今年度修士論文を提出されました。
2人とも、本当に立派な発表でした。
Nさん、飄々と、Mさんはハキハキしっかりと、自分の考えをわかりやすく伝えていました。
質疑応答もしっかりとこなしていました。
個人的なことになりますが、この2年間、苦楽を共にしてきた院生たちが、今日このような発表会で立派に成長した姿を見れたことは、自分のことのようにうれしかったです。
本当にお疲れ様でした!
発表後は、2分ほどの退席を命じられ、その後合否判定を受けました。
結果は写真の笑顔が示すように○かな!?
2014年
1月
29日
水
1月中旬に修士論文&卒業論文を提出したみなさんには最後の試練(?)が待ち受けています。成果をみなさんの前で口頭で説明する発表会です。
修士2年の方は、2月4日(火)
通信制の卒業予定者の方は、2月2日(日)
通学生の卒業予定者の方は、2月5日(水)
と、それぞれ発表する日時が確定しています。
時間内に、自分の研究を簡潔にかつわかりやすく伝える必要があります。
準備不足の場合は、大変な恥をかくことになります。
そうならないように、当然、その練習はしっかりしないといけません。
井内研究室では、先週末から発表に向けての練習が始まっています。
内容もそうですが、見せ方や話し方についてもアドバイスをもらいます。
みなさんが、発表したあとに、すがすがしさをもってもらうため、ただいま先生&先輩方は憎まれ役をしています。
もう少しです。がんばっていきましょう!!
2014年
1月
19日
日
2013年度の卒業論文提出日となっていた1月17日に、井内ゼミの新年会をしました♪
今年卒業予定のみなさんは無事に時間内に提出することができました。
おめでとうございます!
また、一足先に修士論文を提出した大学院生の方も、大変お疲れ様でした。
こちらもおめでとうございます!!
あとは、2月上旬の発表会を残すのみとなりました。
あと一息ですので、最後まで頑張っていきましょう!!
新年会は、修士2年から学部2年までの世代の方が集まりました。
井内先生の乾杯の合図の後、学年の壁を取っ払って、いろいろな話ができました。
とても楽しいひとときでした。
井内研では、飲み会の最後の締めは、デザートを必ず食べます。
今回は、ひとつのパフェを2人でシェアする新しいお近づき方法をしました。
来年も継続していきたいと思います。
いよいよ学期末が近づいてきて、テストや就活等忙しくなってきていています。
体調にはくれぐれも気を付けながら、みんなでがんばっていきましょう!!!
2014年
1月
17日
金
今日は、人間科学部の卒業論文提出日です。
我がゼミでは、4名の学生が無事に提出を終えることができました。
本当に一年間よく頑張りました。
みんなが、コツコツ努力した結果が形となって嬉しい限りです。
あとは、発表会のみ!!
今日はちょっと休んで、あともう一息がんばりましょう。
2013年
12月
24日
火
東京大学の大気海洋研究所に突撃訪問しました。
当研究室OBの中村祐貴さん(D2)としばし歓談中です。
中村さんは、今年野尻湖の研究を学会誌に発表しました。
今は、海底地すべりに関する研究を精力的にしています。
今後も頑張ってほしいと思います。
2013年
12月
16日
月
今年最後の3年&4年ゼミです。
<ゴール目前の方たち>
写真にも混じっていますが、4年生は、いよいよ卒業論文の提出期限がせまってきました。
少しでもいいものにしようと、なんかヒントを得ようと必死のようです。
苦しみの先はあるのは、一体なんでしょうか??
経験したもののみが得られます。
もう一息です。頑張りましょう!!
<スタート直後の方たち>
写真に写っている大部分の人たち。そう3年生です。いよいよ卒論研究をスタートさせます。
ぜひ、この井内ゼミの一年間で「過去の環境を知る意味・醍醐味」をしっかりと学び、経験していってほしいと思います。
実は、卒論で使用する装置(粒度分析装置)の検定試験がこの後待っています。
果たして検定パスできるのか!?
2013年
12月
02日
月
来年度(今年度ではありません)卒業予定の現3年生たちは、たぶん人間科学部の他ゼミよりも一足早い卒論研究をスタートさせました。
粒度分析をするための試料を選別しているところです。
どのサンプルを選べばよいのか、決まっています。そのサンプルを探しだしております。
頭を抱える人、黙々と作業をこなす人、ほかの人の協力をする人。。。
人それぞれですが、この3年生5名は、最後まで協力しあいながら、仲良く、卒業していってほしいと思っています。
がんばれーーー!!
2013年
12月
01日
日
2013年11月29~30日にかけて、つくばの産業技術総合研究所で開催された「第23回環境地質学シンポジウム」で、井内教授をはじめとする当研究室メンバーが参加・講演を行ってきました。
事前のプレゼン練習などをみっちりしたおかげで、みなさん立派に発表を終えることができました。質疑の受け答えもバッチリでした。
今回は井内研チームとして、湖沼堆積物による古環境復元研究をアピールできたのではないかと思います。緊張の面持ちでの発表の後は、早速打ち上げをしました。つくばから都内に帰るため時間を気にしながらの打ち上げ会でしたが、今後の研究のまとめ方から(なぜか)四国のすばらしさを語るなどいろいろな話を内輪メンバーとすることができ、ほっとするひとときでした。
今回教員以外で話をしたのは、修士論文を提出する人たちです。論文をまとめるいい機会になったこと、また衆目の面前で話す度胸もつき、本番に向けて気合を再度入れなおすことができたことでしょう。
今年も残り一か月をきりました。頑張ってやっていきましょう!
2013年
11月
20日
水
3年生のM君が、ひょっこり実験室にやってきました。
聞くと、授業の合間を利用して、試料の前処理をしにきたとのこと。
荷物を背負ったまま過酸化水素処理をせっせとやっております。
現在3年生は、曜日ごとに分担をわけて、この作業をしています。
今日は、M君が担当だったということです。
何気ないことですが、井内研の実験室は、基本的にオープンです。
ゼミに配属している方は、できる限りこの実験室に顔を出して、いろいろな作業をしてほしいと思っています。
心から思うこと-みなさん、いつでも気軽にきてください!
ここは、ゼミ生同士の情報交換の場でもあります。
12月に入ると卒論・修論で殺気立っているかもしれません。3年生にとっては、上級生方の頑張りを見ること、あるいは、お手伝いをすることは、来年自分の番のときに有利に働きます。
そういう意味でも、ゼミ生には気軽に研究室に足を運んでもらって遠慮せずに”生”の井内研をできるだけ経験してほしいと思っています。
ゼミ登録に悩んでいる2年生の訪問も大歓迎ですよ。
2013年
11月
19日
火
11月19日(火)今年度大学院修士課程を修了予定の方々が、中間発表会をおこないました。
井内研は、今年2名の方が該当しています。
お二方とも、全体の構成やデータ量は問題ないようで、一安心です。
あとは12月24日までに提出する修士論文の執筆に専念しないといけません。
当たり前ですが、やっぱり、先月の卒論中間発表会とは、内容も発表の仕方も洗練されているので、格段に良いです。もちろん、要求される研究のレベルも高くなるので、時々容赦ないダメ出しもくらいます。
これは決していじめるとかではなくて、身内だからこそ真剣に議論して、院生が、自分の修論をゼミ外等で発表する際に、恥をかかないために行うものです。
今年の修士論文も、昨年同様、井内研のお墨付きをもらえるようこれからも指導されていくと思います。
頑張ってください!!
こういう内輪の発表会は、下級生にとってはいい刺激になる場と感じましたので、来年からはゼミ生は全員参加の方がいいかな。
2013年
11月
11日
月
井内研究室の3年生は、来年の卒論研究として、猪苗代湖の湖底堆積物の粒度分析をすることになっています。猪苗代湖は、日本で4番目に広い福島県にある湖です。この湖は今から約4万2千年前に山体崩壊による堰き止めの影響で形成されたことが最近の調査でわかってきています。
井内研に所属する3年生は、この過去4万2千年分の地層を、粒度分析という方法を使って古環境を復元しようとします。はたしてどんな感じになっているのか、ワクワクします。
秋学期から、ゼミの時間の一部を使って、装置の使い方を習得することをしています。
写真のように、上級生が親切に教えてくれます。
実は、いま教えている上級生も一年前までは全く装置の使い方を知りませんでした。
でも、使っていくうちに、段々と覚えていき、今では、研究室で最もこの装置のことをよく知っている一人になりました。
今の3年生のみなさんもいつか、自由自在に使える日が早いうちに来てくれることを願っています。
2013年
11月
11日
月
4年生は、今年度卒業するために、目下頑張っています!!
井内研究室では、研究室ルールが存在します。
それは、卒業論文の提出が12月24日であるということ。
最終的に大学に提出するのは1月に入ってからですが、その前の12月24日に完成原稿を先生に提出することが義務付けられています。
(そうすれば、先生も学生も楽しい年末年始を送れるからです。)
琵琶湖堆積物グループは、分析が終了してデータ解析をしています。
自分が出したデータが、どういう地球環境を記録しているのか?気候変動を決める要素や他の地点の気候変動データとの関係性はどうなっているのか?
今は、卒業論文の文章を書く内容を一生懸命考えているところです。
具体的にはパソコンでデータ整理(グラフ作製等)やインターネットからデータ収集したり、学術論文を読んだりして、なんとか形を作り、最終的に文章を書いていく作業をします。先生からもヒントをもらったりして、もがいています。
こういう何かに夢中になってやるというのも楽しい楽しい大学生活であったと回顧するためには必要なことだと思います。
当然!今は苦しい時期でしょう!でも、やり遂げたときの達成感はやった人しかわかりません!!
頑張りましょう!!!
2013年
11月
04日
月
井内研にて、今年度卒業予定の方々の卒論中間発表会をおこないました。
それぞれが、緊張の面持ちの中、現在までの研究成果をまとめるとともに、今後の方向性について、プレゼン形式で発表しました。
内容はまだまだかなと思いましたが、いろいろな人の意外な能力なども発見できて全体的にも良かったと思います。
先生や先輩、また、3年生の方から暖かくもあり時には厳しい指摘を受けながら、12月24日の卒論提出に向かって、その方向性と今後しなくてはいけないことを再確認したと思います。
祝日ということもあり研究室OBにも来ていただき、有益なご指導いただきました。
喜岡さん、ありがとう!
「have to」から「want to」へ
これからまとめ上げていく段階で、卒論生のみんながこういう気持ちに変わっていってほしいと感じています。
残り2か月を切りました!がんばってください!!
2013年
10月
14日
月
秋学期がはじまり、井内研究室でも週一のゼミが始まりました。
今年は、3年4年合同ゼミという形式をとっています。
皆さん、しっかり先生の話を聞いています。
井内研ゼミでは、以下のようなことをしています。
・輪読(専門の教科書や論文を参加者が持ち回りでわかりやすく説明する)
・各自の研究の進行状況を報告する(主に、4年生が卒業論文の進行状況を説明する)
・研究室で行っている分析・解析の方法を学ぶ(主に、3年生が操作を習得する)
構成メンバー同士が意見交換をしながら、また、お互い協調しながら、専門性を学びつつ、分析をして、研究としてまとめていきます。
卒業まで残り半年!
4年生は、卒業論文そして、そのあとの発表会の準備のため、これからがんばっていきましょう!
3年生は、研究室の雰囲気、ゼミの雰囲気を感じ取って、基礎を学びましょう!そして、来年度の卒業論文のためのいいスタートをきりましょう!!
2013年
10月
01日
火
約2か月の夏休みが終了して、秋学期がスタートしました。
井内研も各学年のゼミが始まりました。
今年度に修士論文あるいは卒業論文を書き上げないといけない修士2年と4年生は、夏休み中の研究活動の状況報告を終え、これから論文作成までの約3か月間の道筋をはっきりさせなくてはいけない時期にきました。また、3年生は約一年半後のゴールに向かって卒業論文製作の第一歩を踏み出しました。どの人も努力の先にある達成感を得るために、時には悩みながら、もがきながら少しづつ前に進んでいってもらいたいと思います。
これから論文を書く人のため、参考になる本を紹介します。
私も十数年前の卒業論文を書いていたとき大変参考になりました。
一度目を通しておくこと、お勧めします。
2013年
9月
24日
火
9月14-16日に行われた日本地質学会では、当研究室から4件のポスター講演を行いました。
このポスターを実験室横に新しく掲示しました!
M2の方々に記念撮影に加わっていただきました。
こうやってみると色使い、コンテンツのバランスなどが違っていて、いろいろと参考になります。
「研究内容をいかに視覚的にわかりすく訴えていくのか!」
オリンピック招致のプレゼンではありませんが、こういう訓練も研究活動の一環として必要なんだなと思っています。
2013年
9月
19日
木
昨年(2012年)度、当研究室を卒業した橋本岳さん(写真中央)が遊びに来てくれました。
橋本さんは、今年4月から早稲田大学大学院環境・エネルギー研究科に進学して、食品廃棄に関する研究をしています。
橋本さんの卒業研究は、今年5月の地球惑星科学連合大会で井内教授が代理ポスター発表しました。今日、約半年遅れの「真の卒業」をされました。記念品はその時のポスターです(笑)。
こうやって、OB/OGの方が立派に成長して遊びに来てくれるのは、とてもうれしいことです。
在学しているメンバーにも、こういう立派な先輩の後を追っていってもらいたいと思います。
ガッくん、ありがとうね。
2013年
9月
17日
火
台風直撃にもめげず、9/14-16に東北大川内北キャンパスで開催された日本地質学会第120年学術大会に参加してきました。
写真は、琵琶湖の湖底堆積物の研究成果を説明する井内教授です。約2時間もの間、ひっきりなしに訪れる方に丁寧に説明をして受け答えしています。
会場内は、熱気がすごかったです。決して台風による天気のせいではなかったです。
当研究室では、井内教授のほか、M2の行木さん、村越さん。それに卒論生(eスクール)の真田さんが立派に発表しました。教育コーチの岩本さん、中村さんにもコメントをいただけて、これから論文をまとめるヒントをたくさんもらえたようです。
学会の様子などは、近日中にホームページにアップします。
おいしい牛タンも堪能でき、多少の遅延はありましたが、無事に東京にも帰ることができ、いい学会でした。
2013年
9月
12日
木
9/14-16に仙台で開催される日本地質学会大会に参加するメンバーは、目下発表準備に追われています。
学会発表のプレゼンは大きく2つに分けられます。一つは、プロジェクタで図表を投影させながら口頭でおこなうもの(口頭発表)。もう一つは、事前にポスターを制作して、それを会場のブース内で貼ってその場で説明するもの(ポスター発表)。
今回の学会では、当研究室の院生がポスター発表をします。
現地に行くまでに大型プリンターでポスターを印刷していかないといけません。
今、まさにその製作をしているところです。
発表プレゼンというのは、内容だけ秀逸でもダメです。見た目のわかりやすさもとても重要です。構図、配色などにも気を使いながらの作業になります。
院生のMくん、Nさん、eスクールのSさん頑張ってください!!
2013年
9月
10日
火
-18℃の冷凍庫で作業中です。
凍らしたコアの半割作業をしています。
晩夏のさなか、フル防寒具を装備しての作業は、なかなか大変です。
糸鋸を使って5mmずつディスク状のサンプルを切り出しています。
ウルトラマンではありませんが、一回の作業時間リミットは20分!
この中でいくつできるかが勝負です。
今週中にはこの作業を終了させたいと思ってやっています!!
2013年
8月
20日
火
本日は信州大学の公文教授にお越しいただき、湖沼堆積物と古気候学に関する内輪向けセミナーを開催しました。
井内先生と公文先生は、日本の湖沼堆積物研究をずっとリードしてきた方々です。
琵琶湖、野尻湖研究の最前線の話をしていただきました。
当研究室院生にも、とても参考になり、刺激になったと思います。
2013年
8月
07日
水
琵琶湖南湖は、北湖にくらべて水深が浅いです。
ここ10年くらいの間に、この南湖で水草の大量発生が確認されているようです。昨年は一旦水草は減ったようですが、今年また大発生しているようです。
ここ最近の水草の大量発生の原因については、水質が浄化されたとか、透明度が上がったとか考えられていますが、その原因はわからないようです。
水草が生えるような環境は良いことですが、実は水草がスクリュー等にからまってしまうので船の航行に問題が生じることも起きます。
実は、井内先生と一緒に湖底泥サンプリングを予定していたのですが、この水草のせいで、船のエンジントラブルがおきました。
そのため、一旦調査は中止になりました(泣)。
近いうちにリベンジです。
2013年
8月
05日
月
8月2日金曜、春学期のテスト最終日に、学内BBQ場にて、井内研究室恒例の第一回BBQパーティを開催しました!!
普段は、ゼミの時間が学年でずれていることもあって、なかなか話すことのない他の学年の人たちが交流したり、普段は所沢キャンパスに来れないeスクールの生徒さんも、集まっていただき、大いに盛り上がりました。
大変楽しい会になって、研究室メンバーそれぞれの縦のつながりをなくす交流ができたかなと思っています。
お酒が進むにつれ、研究の話や、普段の話、就職の話などで盛り上がっていきました。BBQの方も、定番の焼き肉から焼きそば、それに変わり種の海鮮アヒージョなどをして、好評でした(個人的観測ですが)。
これからも、頑張っていこうと一本締めで終えた会でした。
夏の間、しっかりデータを採ったり、参考書や論文を読んだりして、また秋学会に向けて一人ひとりが頑張っていければと思います。
2013年
7月
30日
火
堆積物試料を粉砕するときは、自動機を使っていましたが、
長年の酷使(?)のためか、ちょっと不具合がでちゃいました。
そのため、現在、機械はメンテ行き。
現在、上の写真のように、みんなはメノウ乳鉢を使って手動でコツコツ作業をしています。
手は確実に疲れているようですが、堆積物の感触であったり、ちょっとしたことに気づいたりして、まったく悪いことばかりではありません。
何事も、前向きに考えることも大事なことと思っています。
がんばりましょう!
ちなみに、パソコンもちょっとしたトラブル発生!!
ウィルスです。
今は、駆除して大丈夫なようです。
気を付けて使っていきましょう!!
2013年
7月
24日
水
井内研究室のもう一つの顔。
それは、地域の井戸水(地下水)や雨水の水質観測です。
今年は、久しぶりに卒論で所沢キャンパス付近を対象とした研究に取り組みます。
いい結果がでるといいですね。
2013年
7月
18日
木
今週に入り、大問題が!
データ生産の基盤となっていた粒度分析装置の調子が悪くなり、測定ができなくなってしまいました。
今日、業者の方に来てもらいメンテしてもらいました。
ホースとポンプを取り換えて無事に復活!!!!
6年間も勤続してもらっていたタフマシーンでしたが、どこかにガタがきていたのでようか。
君とはこれからも永い付き合いです。
どうぞよろしくです。
2013年
6月
17日
月
当研究室の中核を担っている分析です。
機械を使って、粒子のサイズを測っています。
洪水の堆積物の特徴を出したり、地震によって形成された地層を特定したり、気候変動によって湖底に沈積する粒子サイズをミクロン単位(ミリの千分の1)で測定しています。
結構大変な作業ですが、出てくるデータを見たときのワクワクさは失われません。
今、4年生のうち2人が、この粒度分析をメインにして研究を進めています。
がんばれ!!!
2013年
6月
13日
木
果たして現地調査や試料分析した結果は、どうやって研究としてみなさんに知ってもらうのか?
みなさん考えたことありますか?
大学では、自分の研究成果を卒業論文や修士論文としてとりまとめ、それを大学に提出して学士なり修士なりの学位を取得します。
でも、これだけではその大学に居ないとみんなの研究を知る由もありません。
井内研究室では、4年生からの学会発表を励行しています。こうすることで、自分がやっている研究の位置づけや、見えなかったポイントなどを知ることもできます。大なり小なり鋭い質問も受けることも多々ありますが、実際論文としてまとめるにあたり、多くのヒントももらえたちするので、メリットばかりです。
この写真は、5月の日本地球惑星連合大会で発表するために作成したポスターです。
研究内容もさることながら、美的センスも問われるのが研究活動というものです。
井内研の研究内容を知る意味でもとても興味深い!!
一度見に来てくださいね。
2013年
6月
12日
水
CN元素分析のために、今、慎重な作業をしています。
秤量した粉末試料を塩酸処理を施した後、助燃材となるスズ・銀カプセルで丸める作業です。
もちろん、手は使えません!(脂がつくため、分析値が狂う!)
ピンセットで上手に、こねくり回しながら成形していく作業です。
米粒に絵を描くような感じで、試料をこぼさないように袋とじしています。
この作業をすれば、どこにいっても通用する”根気強さ”が手に入ります。
就職活動にも有利に働きます!!
2013年
6月
03日
月
和気あいあいと作業している(約1名、おかしな恰好ですが笑)のは、堆積物のサブサンプリング風景です。
コアを採取したら、実験室で分析用に堆積物をスライスする作業をします。
実は。。
私が大学生のときは、5cm刻みでよかったんです。
でも、今は。。。
なんと!5mm刻みがスタンダードになっています。
単純計算で作業量10倍!
これには理由があります。
つまり、過去の地球環境の情報を少しでも詳しく知りたいがために、試料が持つ時間分解能(1つの試料がもつ平均時間)を上げることが要求されます。
こうして小さく刻んだ堆積物の分析をすれば、昔よりももっと細かい気候変動や災害史がわかってしまうということです。
この作業は、まるで料理のようでもあります。包丁がヘラにかわっただけ。知らないうちに、料理のスキルも上がりますよ。
だから、がんばってね!3年生!!
2013年
5月
30日
木
私たち研究室では、大きく分けて3つの堆積物分析をしています。
そのうちのひとつが、この生物源シリカ量の測定です。
堆積物を化学処理して、最終的には分光光度計で測定して求めます。
写真は、まさにクライマックスの測定風景。
実は、測定は一瞬なんですが、ここまでに至る道のり(前処理)が長いです。
出てくるデータは、エクセルで計算させて値を求めます。
地道な作業ですが、終わったときの達成感は心地よいです。
そうですよね、M君。
2013年
5月
29日
水
破壊機器分析の初手の作業。
この写真は、、、
そう、粉砕作業です。
元素分析などの機器分析では、乾燥粉末試料を使うことが多いのです!
そのためサブサンプリングで切り出した堆積物試料をオーブンにて乾燥させたのち、ひとつずつ丁寧に粉砕機にて粉末にする作業をします。
この作業は、他の試料の混入を防ぐことも必要ですし、サンプルを間違えないようにストックしていかなくてはいけない、一見単純ですが、とても大事な大事な作業になります。
こなす数は、目的にもよりますが、100を超えることはざらです。
そのためもれなく忍耐力が備わります!!
卒論生のO君、一生懸命に作業しています。
その調子で頑張って!!
2013年
5月
28日
火
2013年度もあっという間に2か月経ちました!
私たちのゼミでも、新三年生も入り、ますます大所帯化しています。
この間、野尻湖実習(4/30-5/2:3年生)
地球惑星科学連合大会(5/20-25:幕張メッセ)への参加・講演といった行事もありました。
これから井内研究室では、研究活動やゼミの中身?などをこのHP上で紹介していきます。
よろしくお願いします。
2018年
3月
25日
日
明日3月26日は早稲田大学の卒業式です。
我が井内研究室からも学部生3名が卒業を迎えます。
いろいろなことがありましたが、卒業する3名全員が進路を決め、卒業論文を書き上げて無事に卒業式を迎えてくれることが本当にうれしいです。
卒業研究での大量のサンプルの分析作業と並行して、体育会系の部活や就職活動、大学院入試などがある中で、本当によくがんばってやってくれたと思います。
精神的にも体力的にもしんどい時期は少なからずあったと思いますが、この1年間やってきた自身の研究を1本の論文にまとめ、その成果を大勢の前で発表するという体験は、大学院に進学するメンバーだけでなく、今後このような研究とは縁のない社会人になるメンバーにとっても、大きな糧となる貴重な経験になったと思います。
寺田君、志賀さん、川上さん、本当にこの一年間お疲れ様でした。
また、2年後くらいにお会いできればうれしいです。
2017年
10月
24日
火
先月末の9月28,29日に、e-school生を含む学部3年生3名を中心としたメンバーが群馬県西部に位置する榛名湖に、湖底堆積物の柱状試料採取を目的とした調査に行ってきました。
榛名湖は、群馬県西部の榛名山山頂付近に位置する湖で、榛名山のカルデラ内に水が溜まることによって形成された湖です。
今回は、この調査の様子について簡単に紹介したいと思います。
2017年
2月
26日
日
今回は、今月の3日(金)におこなわれた卒論発表会について簡単に報告したいと思います。
この卒論発表会は、人間科学部の環境系の研究室が毎年合同でおこなっています。
井内研究室からは桐原恭平君と李英綵さんの2人が発表をおこないました。
2人の順番は、午後の部の一番初めでした。
緊張していたと思いますが、この日のために繰り返しおこなってきた発表練習の成果はでていました。
練習では想定していなかった質問なども出ましたが、なんとかがんばって答えていました。
発表当日までの2ヶ月間は、卒業研究を卒論としてまとめる作業や卒論発表会のための発表準備などでいろいろと大変でしたが、2人とも無事に発表を終えることができました。
桐原君、李さん、本当にお疲れ様でした。
先日、実習に行った霞ヶ浦で採取したコアの処理を6月9日に3年生が行いました。ここでいう処理とは筒状の堆積物を5mmごとに、大きなこてを使って両側から挟みこむようにしてスライスしています。さらにスライスした堆積物をそれぞれアルミカップに乗せて重量を量り、乾燥機に入れます。
全部で83個のサンプルが採取できました。
時間がかかって大変な作業でした。