井内研究室の3年生は、来年の卒論研究として、猪苗代湖の湖底堆積物の粒度分析をすることになっています。猪苗代湖は、日本で4番目に広い福島県にある湖です。この湖は今から約4万2千年前に山体崩壊による堰き止めの影響で形成されたことが最近の調査でわかってきています。
井内研に所属する3年生は、この過去4万2千年分の地層を、粒度分析という方法を使って古環境を復元しようとします。はたしてどんな感じになっているのか、ワクワクします。
秋学期から、ゼミの時間の一部を使って、装置の使い方を習得することをしています。
写真のように、上級生が親切に教えてくれます。
実は、いま教えている上級生も一年前までは全く装置の使い方を知りませんでした。
でも、使っていくうちに、段々と覚えていき、今では、研究室で最もこの装置のことをよく知っている一人になりました。
今の3年生のみなさんもいつか、自由自在に使える日が早いうちに来てくれることを願っています。
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