和気あいあいと作業している(約1名、おかしな恰好ですが笑)のは、堆積物のサブサンプリング風景です。
コアを採取したら、実験室で分析用に堆積物をスライスする作業をします。
実は。。
私が大学生のときは、5cm刻みでよかったんです。
でも、今は。。。
なんと!5mm刻みがスタンダードになっています。
単純計算で作業量10倍!
これには理由があります。
つまり、過去の地球環境の情報を少しでも詳しく知りたいがために、試料が持つ時間分解能(1つの試料がもつ平均時間)を上げることが要求されます。
こうして小さく刻んだ堆積物の分析をすれば、昔よりももっと細かい気候変動や災害史がわかってしまうということです。
この作業は、まるで料理のようでもあります。包丁がヘラにかわっただけ。知らないうちに、料理のスキルも上がりますよ。
だから、がんばってね!3年生!!
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